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zoom RSS えろげー雑記(28)「Aurea mediocritas」

<<   作成日時 : 2008/01/29 20:44   >>

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寝不足を引きずりつつコンプ。
クリア順は瑛里華→白→陽菜→かなで→桐葉→True。
そう悪くない順番だったかなあと思います。
八月作品ははにはにとあけるりの体験版でしか知らなかったので、過去作との比較はできないのですが全体としては楽しめました。
ただ、個人的には引っかかったこともいくつか。

>CG・演出
立ち絵はパターンも多くていいと思うのですが、一枚絵が塗りのせいなのか原画のせいなのか荒く感じるシーンがいくつか。えちぃ以外のイベントでの絵がもう少し欲しい気もしました。
アナザービューの頻繁な投入は解りやすさと言う点では評価できますが、テンポを考えると明らかにマイナス。少なくとも他者視点に入るときのアイキャッチはともかく、出るときのキャッチは不要だったのでは、と思います。

>音楽・ボイス
特に不満無し。Vo曲はまさに王道という感じ。

>シナリオ(以下微妙にネタバレ)
まず終えて解ったのは、私は基本的に「Trueルート」という考え方が好きでない、ということでしょうか。瑛里華ルートの分岐という扱いで何ら問題なかったのでは、と思います。
ネタバレが嫌なら他四人終えるまで攻略禁止にしとけばよかったんではないかなーと。
まあ理由は単純で、物語世界が内包する可能性を、Trueとそれ以外という分け方は限定し矮小化してしまうと思うからなんですけどね。
瑛里華が好きな人はまあいいとして、それ以外のヒロインが一番だった人にとってはそれぞれのENDがやはり真だと思いたいと思いますし、ブランド側が最初から格付けをシステム上で肯定しちゃうのはあまり上手いやりかたではないんじゃないかなー、とか。
その一方で、Trueが存在する、と言う前提に立てばどのシナリオも上手くまとめられていたな、とは思います。本筋にそもそも影響しない姉妹ルートは別として、桐葉と白のルートは瑛里華を選ばなかったとすれば設定上そうならざるを得ないだろうなあ、というエンドにはなっています。最も、設定の整合性を重視した結果として、それぞれのファンには微妙にすっきりしないENDになっているかもしれません。
以下、個別についての簡単な感想とTrueについて。

>瑛里華
Trueがあると知ってないと正直ストレスの溜まるエンドではないのかなーと。この辺に微妙に不親切さを感じなくもないです。どうせおまえらこれで終わりだと思ってないんだろ?みたいな。いちゃいちゃ分は良かったのではないでしょうか。

>白
Trueの征一郎の行動に対する補完となっているルートでもありますね。
白より征一郎のシスコンぶりに萌えてしまう自分のような人間は意外と多いかも。
……そんなことはないか。
えちぃの絵にいくつか違和感を感じてしまったのが残念。

>陽菜
なんか一番安心してほのぼのできたシナリオですかね。ひと捻りした幼なじみですが、捻りの部分については簡単に流された感じで微妙に拍子抜け。でも可愛いので許す。えちぃ的には一押し。ただ、なんか主人公の精神年齢が他のルートより低いような気がしないでもない。

>かなで
疑似ロリ先輩は流行なのだろうか……外見はあさひ、中身はみさきちな人。日本の正しいお姉ちゃん二号ですね。陽菜より先にやるか後にやるかで微妙に印象が変わってきそう。

>桐葉
ある意味救いのないルートではありますが、同時に一番真面目にテーマらしきものを追求したルートでもあるのかなあ、と。お話は個人的にはTrue含めた中で一番好き。

で、肝心のTrueですが。
ナルなユさん(下記URL参照)がブログで仰っている通り、大本の設定には「からくりサーカス」と似た点も伺えます。ただ、設定が破綻しないぐらいきっちりしているか、というと色々疑問もありますが。
また、エンドに至る流れについては、悪役を作りたくなかったのかもしれませんがどうしても甘々な印象がぬぐえません。設定の重さに対して、それぞれの抱く妄執の扱い、その受容へ至る過程がいささか軽すぎるのではないか、と思わざるを得ませんでした。
ただ、伊織と征一郎の使い方、語らせ方については非常に上手いと思いましたね。全ての内心を吐露させることなく、彼らの友情や意志を表現するという部分は秀逸だったと思います。
ぶっちゃけ非常に腐女子向けでもありますが、まあ単純にいいキャラだったということで。
とりあえず征一郎はシスコンの鑑ですね。
あとエンドロールにおける他ヒロインの後日談は完全に蛇足。
これも「True」の無駄なアピールだと思いますね。
プレイヤーの想像力をわざわざ限定してしまう行為だと思います。
最近どこかで「八月作品は二次創作がなかなか広がらない」という趣旨のコメントを読んだ気がするのですが、それが事実だとすれば、原因は意外とこの辺にあるんじゃないでしょうか。

結論としては……どうでしょう。良作だとは思うのですが、敢えて嫌な言い方をすればこれが仮に6万だか10万売れるなら他にも売れていい作品があるんじゃないのかなあ、という気がしなくもない。個人的には角を丸めて丸めて、期待値の最大公約数は達成したけども一点突破出来る破壊力は無い作品、という印象を受けました。良くも悪くも冒険は少なめ。まあ、逆に言えばだからこそ10万本売れるのかもしれませんが。
強いて言えば伊織と征一郎の存在が冒険なのかな?
ちなみに、個人的には一番お気に入りなのがヒロインじゃなくて征一郎になってしまったのはさすがにどうかと思わなくもない。

なお、感想を書くにあたっては下記のレビューをはじめとした幾つかの記事を参考にさせて頂きました。感謝。
「お願いお星さま日記」http://matomo.tokushori.net/2008/01/act1472fortune_arterial.html#more
「てきとうなもの」http://augustheart.blog16.fc2.com/blog-entry-1055.html
「nix in desertis」http://blog.livedoor.jp/dg_law/archives/51246319.html#comments
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