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zoom RSS 雑記「週末の終末」

<<   作成日時 : 2008/07/22 21:44   >>

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四冊ほどまとめて消化。
積み残していた作品も加えて感想を並べてみました。




ノベライズとしての品質は非常に高いと思う。
雰囲気はまさに広江氏そのまま。しかし同時にそれが物足りなさでもある。
しかも自分の色を出したのかなあ、と思しき部分がいささか滑り気味なので余計にがっかり。
漫画でなら映えたかもしれない小気味良く臭い台詞の応酬も、この軽いテキストの中では単なるナルシズムに映る。ジェイクとスタンの描写は部分的に素晴らしかったが、全体としてはやはり軽すぎる。
虚淵氏の作品をまともに読むのは初めてだが、正直な所けれん味のある「崩し」が無駄が無さ過ぎる文体になじんでいない、という印象だった。上手いけど、いっそこの路線ならもっと重くストイックに徹したほうが良かったのでは、と思う。それはもはやブラクラではない、と言われるのかもしれないが。
敢えて毒を吐くならば、これなら原作を虚淵氏として広江氏の漫画に再変換してから読んだほうが面白い、ということ。船戸与一的な物語を漫画で派手に膨らませたところに価値があるものを、漫画的なまま小説に戻しても意味が無い――というのが、いささか身勝手な原作好きの感想。



今回は「僕」が最初から最後まで主人公らしい働き。志乃も先輩も白い人も影薄いですね。
だけどオチは……うーん。次巻は物語の核心に入っていくらしいので、そちらに期待かなあ。


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サティにあまり馴染みがなかったせい、なのかなー……トリルがいまひとつ可愛く見えなかった。残念><
とは言え、ほんわかラブコメとしては良い出来な気がします。

【20080719】 (文庫)碧陽学園生徒会議事録3生徒会の三振/葵せきな/狗神煌
ひょうたん書店楽天市場店
著者:葵せきな/狗神煌 出版社:富士見書房発売日:2008年7月19日


あまぞんが何故か上手く貼れない。まあどうせカタログ代わりなんでどっちでもいいですが。
で、本作を読んでの感想。

「まるで成長していないっ……!」

いや、それが良い点でもあるんですが。このまま何巻も続けられるのもちょっときつい気がします。


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これは楽しめました。所々「マルドゥック・ヴェロシティ」の原型?と思えるような部分もあり。ラファエルを二つに割ったらバロットとウフコックになるような気もしますね。今より文体は素直ですが、その分硬め。物語としてはもうちょっと長くても良かったかもしれません。

TOY JOY POP (HJ文庫)
ホビージャパン
浅井 ラボ

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ちょっと前に読了。
無意味な仮定ではありますが、遠藤浩輝「神様なんていない僕らのために」、あるいは木尾士目「げんしけん」。
もしそれらの作品をラボたんが書いたらこうなっていたのかも。
どんな非日常も退屈な日常を崩すには至らない、という絶望はそれはもう様々な人が書いているわけですが、それをあくまで浅井ラボらしくシニカルに書いてみせたのがこの作品なのかもしれません。
そんな中で、奈緒美の存在は言わば清涼剤。彼女のおかげでかろうじてこの作品は読者を絶望に引きずり込むことなく、それなりに青春ぽい小説として成立している――そんな感じですね。
ぶっちゃけ、他のキャラからは汗臭さも泥臭さも感じません……血生臭さしか感じねえ><
関節ババアが一番真っ当な人間に見えるのはやはり間違っていると思う。

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