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zoom RSS えろげー雑記(43)「不条理を楽しむためのハードル」

<<   作成日時 : 2008/09/19 23:01   >>

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先日クリア。
画像

某所で安売りしていた未開封品を購入。
変なえろげだという噂は聞いていたのですが……正直予想を上回る迷(?)作でした。
デジタライズド・ゲームブックという呼び名の通り、システムは極めて紙形態のゲームブックに近く、全ての選択肢にはパラグラフbェ割り振られています。また劇中の「ホスト聖夜」のパートにおいては戦闘にもデジタルダイス、あるいはおまけでついてくる本物のダイスが使えるという拘りよう。かつて「ソーサリー」などに燃えた古参(?)ゲーマーには色々くすぐられる部分が多い代物です。
ただし、それはあくまで「ゲームブック」というお約束が好きで、それに従ってもいいよ?というユーザー向けのサービスであって、その辺がまだるっこしくて嫌、という方はダイスを一切無視しても進められるようにはなっています。
しかし、その「お約束」を無視して考えると、残念ながらシステムに不満が残ってしまうのも事実。
具体的にはオートモードやスキップ関連のコンフィグが無い事に始まり、セーブポイントがパラグラフ単位のため再ロードしたときは常にパラグラフ冒頭からのスタートとなること、街を彷徨い歩いているとき、イベントの起きない場所ではどうしても同じ文章の反復となってしまい、まどろっこしさを覚えることが多いこと。
紙ならば読み飛ばせばすむのですが、一行ごとにクリックしないと先が読めないテキストではそうもいきません。
また、クリアしたルートのパラグラフは全て個別に閲覧できるのですが、ぶっちゃけえちしーんだけ読みたいときにはそのパラグラフを探すのが大変でした。せめてパラグラフの文字色をえちしーんだけは別にするとかしてくれれば良かったのですが(´・ω・`)
ブックマークにも限界があるしね。
聖夜パートとデコパートは色分けされてるので、あとほんのちょっとの手間だとは思うんですけどね。
ひょっとするとえちぃは重視してないよ、という言外の意味があるのかもしれませんが、結構実用性に富む(?)だけに惜しいところです。
まあ、上はあくまで一例ですが、ゲームブック的な演出に拘るあまり、「デジタライズ」ならではの利便性が切り捨てられているのは率直に残念と言わざるを得ません。

以下、攻略した順に。
>いほこ
双子の妹。お隣のえろえろお姉さん。個人的には一番好き。声が風華さんというのもポイント高し。
>そあら
空をかける謎の高校生。時をかけたりはしないみたい。
>のどか
双子の姉。お隣の酒乱お姉さん。そあらとのどかのルートは少々あっさり気味、だったかなあ。
>かさね
一番優遇されてるヒロインのような気もしないでもない。しかし主人公と付き合う理由が一番希薄だったかも。
>はむとかその他
はむは攻略できません。残念です(ぉ
あの子で我慢してね、という。いや、大多数はあの子のほうがいいと言うと思いますが。

全体的にはやはりシステムのためか、どのシナリオでも一本の話というよりは断章の寄せ集めという印象を受けます。それもゲームブック的な味として許容できる人は楽しめるでしょうが、整合性とか気になる方は駄目かも。
ただし、その整合性の無さや唐突さにも、最終ルートで一応の意味は与えられているのですが。

>ホスト聖夜
冒頭から劇中劇として挿入されるこちらの話はちょっと昔の人ならすぐ判るであろう「聖○士○矢」のパ……いやオマージュとして作られています。しかしこちらの出来は意外と言っては失礼ですがなかなか素晴らしい。
元ネタを知らなくても笑えるパートが満載です。
個別だといい場面でとぎれてしまうためちょっともやもやするかもしれませんが大丈夫。
最終ルートに入れば少なくとも「やられた」とは思えるフィナーレが待っています。

>総括
個人的には非常に楽しめたのですが、人に積極的に薦めることはしないなあ、という印象。
あちこちにちりばめられた細かいネタも含め、制作者の遊び心に上手く乗っかることが出来たなら、そのプレイヤーにとっては凡百のえろげと一線を画す名作となる――かも、しれません。
なお、えちしーんはパッケ絵からは想像つかないですがかなりえろいです。また音楽の出来も非常に良い(特にホスト聖夜編)ので、サントラなど出す予定があればぜひ欲しいのですが……どうなんだろう。
他とは全く違うことをやろうとしている点においては、ぜひ応援していきたいブランドなのですががが。

世の中って、むつかしいね。

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