雑記「おかいものー」

拷問者の影(新装版 新しい太陽の書1) (ハヤカワ文庫 SF ウ 6-5 新しい太陽の書 1) ジーン・ウルフ

新装版。今回の表紙は小畑健氏。
素晴らしく狙いすぎなチョイスですね。ちなみに前回は天野喜孝氏でした。
とは言え、昔から松本零士とか加藤直之とか天野喜孝とか末弥純とか米田仁士とか加藤洋之&後藤啓介とか、その時代ごとに新しい絵師さんを積極的に起用してきたハヤカワですから驚くほどでもないですね。漫画家に限っても萩尾望都さんとか良く描いてましたし。

ジーン・ウルフは「ケルベロス第五の首」や「デス博士~」などで日本でも近年やっと認知されてきていますが、私にとって「拷問者の影」は最初に読んだジーン・ウルフであり、この作家に惹かれるきっかけとなった作品でした。
翳のあるファンタジーが好きで、SF風味も問題ないよ!と言う方には非常におすすめです。
独特の語り口は若干読者を選びますが、一旦世界にのめりこんだが最後、抜け出せなくなる麻薬のような魅力があります。随所にちりばめられた作中作なども含め、物語の迷宮に遊ぶような感覚とでも言いましょうか。
無論、デスノみたいな小説?という感覚で絵買いしちゃった、と言う方については冒頭で放り投げてしまう危険もありますが、一度力尽きた方でも何年か経った時、是非じっくり読み直して頂ければ――と思います。
読むたびに新しい発見がある、そんなお話です。

>その他お買い物
紅~醜悪祭 下 (3) (集英社スーパーダッシュ文庫 か 9-7) 片山憲太郎
(ざわ……ざわ……)
……厚さだけで色々お察し下さいな下巻。
多くは語るまい。体を壊さないように頑張って下さい。

エマ 10巻 (BEAM COMIX) 森薫
素晴らしい大団円。シャーリーもそのうちもう一冊出るのかな?
次作は「返せるアテがない」「人生三割引」辺りをきぼん……って他微妙すぎるだろ常考(あとがき参照)
しかし、いつかそれぐらいぶっ飛んだ作品も読んでみたい気はします。

群青学舎 三巻 (BEAM COMIX) 入江亜季
「赤い屋根の家」「薄明」「雪降り積もる」あたりが好き。
雰囲気だけでも充分勝負出来る方だとは思うのですが、一度物語の骨格がきちんとした作品も描いて欲しい気はするなあ。今回の「待宵姫~」とか二巻のあれとか読んだ限りでは、少なくとも長編に関してはきちんとした原作者やプランナーがいたほうがいいのかも、と思ってしまいます。

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