雑記「冴えてないやり方しか僕たちは選べなくて」

神様のメモ帳 2 (2) (電撃文庫 す 9-5) 杉井光

体調は相変わらず良くないのですがめげずに更新。

何か一気に読み終わってしまったので、メモ帳の一巻とさよならピアノソナタの感想も兼ねて。
と言っても、あまり内容について語ることってないんですよね。ネタバレしそうだし。
まあ、ここはむしろキャラクターについて語るべきなのかな。
アリスの造形はGOSICKのヴィクトリカが現代に降臨したらこんなんじゃないか、という感じ。
端的にいって大好物なキャラですが、それ以外主人公や周りの人間の造形も素晴らしい。
ヤクザも関わってくる話、ということで青年漫画的なキャラも多く、ラノベ的な一片の爽快さを残しつつもどこか生々しくて痛い物語をうまく描いている、という印象でした。
岸田メルさんの挿絵も世界に素晴らしくマッチしています。
杉井氏の描く世界はわりとセンチメンタルなんですが、それでいて抑制も効いているところが好きですね。
最も、一巻でティプトリーのアレをキー・フレーズに使うのは反則だろうという気がしなくもないですが、上手く料理されているのは間違いの無いところです。

>さよならピアノソナタ1、2
こちらもなかなか重いネタはちりばめられているのですが、どちらかというとより爽やかで暖かいお話。
とりあえず真冬も千晶も可愛すぎだろ……あと先輩格好良すぎ。
植田亮さんの挿絵も素晴らしいですね。
……正直、今まであまり食指をそそられなかったそし明日を買ってみようか、という気に(マテ
いや今は買えないけど。
しかし、一巻でも大概だろ、とは思っていたのですが、二巻になるとナオ君の鈍感さはもはや犯罪レベル。
ぶっちゃけそこまで気付かないのかよ、って感じですが、「バンドメンバー」に一回なっちゃうと意外とあんなもんかもしれないですね……
音楽ネタはクラシックに始まりZEP、ジミヘン、ビートルズ、イーグルス、奥田民生といった辺り。
「憂鬱カメレオン」はなんとなく僕の好きなバンドを思い出させるのですが多分気のせいでしょう。
メジャーな所からの引用が多いのでバンドものとしてもさほど敷居は高くないと思います。
あ、引用といえば、杉井氏は「コータローまかりとおる!」がたぶん大好きに違いないと思う。うん。
いやただの憶測ですが^^;
個人的には、キラ☆キラのカッシールートと千絵姉ルートが好きだった方には一度読んでみて欲しいかな、とか。
パンクのパの字も出てきませんけど、まあ高校生ですからやってることは変わりませんですね。

そんな感じで、どちらも先が楽しみな作品でございました。
今月、一迅社文庫で出るほうは伝奇バトルっぽいですが、そちらにも期待しています。

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