雑記「エンドロールから始まる物語」


電波女と青春男〈2〉 (電撃文庫)
アスキーメディアワークス
入間 人間

Amazonアソシエイト by ウェブリブログ



みーくん「僕たち、もう終わっちゃったのかなあ」
女々さん「ばかねえ、まだ始まってもいないわよ」
あるいはそんな話。嘘だけど。

例えば。
袋小路に居る人に出来ることって何だろう。
空を飛ぶか、壁を壊すか、穴掘って埋まるか。
あるいは、入り口まで戻って出直すか。
彼らが、彼女らが選んだのはさて、何だったろうか。

本作を読んで、入間人間は「既に終わった話」のその先を書くのが上手いなあ、と改めて思った。
ノベルゲーに例えるなら、最初からアフターストーリーを書くために本編(往々にしてバッドエンドしか無いやつ)を書いて、でもその本編はあえて使わずに全部背景に落とし込んでしまう――そんな感じ。

まあ、それはさておき、絵師の力は本作においても多大である。
この巻における正ヒロイン(?)たる永遠の三十九歳をこれだけ可愛く描けるのはこの人だけ、かもしれない。
もちろん娘さんたちも可愛いのだけれど。
ちなみに僕はリュウシさん一押し。

そんな感じで、とりあえず。

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック