雑記「海外SFの日々」

浅倉久志氏が亡くなられたという。

 多くのSF好きがそうであるように、僕もまた氏の訳した名作を読んで育った一人だ。
 アンソロジーや短編集への参加も多いので全てを挙げることは到底できないが、僕が特に影響を受けた作品を5作だけ選んでみた。


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 何も言うことはない。読めばいい。

九百人のお祖母さん (ハヤカワ文庫SF)
早川書房
R.A. ラファティ

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 どこまでも乾いた笑い。酷い話も多いが不思議と後味は爽やか。

たったひとつの冴えたやりかた (ハヤカワ文庫SF)
早川書房
ジェイムズ,ジュニア ティプトリー

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 川原由美子の挿絵が相乗効果を生んでいる。
 新訳もいいけれど、自分としてはやはりこちらを選びたい。

夢幻の書
早川書房
ジャック ヴァンス

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 僕がこよなく愛するジャック・ヴァンスの連作長編、完結巻。
 ハワード・アラン・トリーソングはあらゆる夢見る馬鹿の中に存在する。


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 エフィンジャー「シュレーディンガーの子猫」は80年代における「夏への扉」だった――かもしれない。
 それ以外の諸作品も粒揃いのアンソロジー。

 古いかもしれないが、錆びないし、枯れない。
 良いSFとは、そういうものだと思う。

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