えろげー雑記(72)「Trample on "Schatten!!"」

コンプリート。


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 壮絶に熱く狂おしく、それでいて最後の後味は爽やかな物語。
 ただ、結末に至るまでの過程は少々入り組んでおり、プレイヤー自身に正義や善悪について改めて問うような展開もその中には含まれている。そして、それはここで言ってしまっては面白くない類のものだ。
 故にあまり突っ込んだことは書けないのだが、一応ネタバレしない範囲で思ったことをつらつらと以下に。

>シナリオ構造
 11eyesに似たタイプのクロスビジョンシステム。
 ただし基本は主人公視点の一本道であり、そこに由貴→ふうり&巡→美衣奈→芹果、とそれぞれの個別ルートへの分岐が順番に配されている。
 全てのフラグを振り捨てて最初から最終ルートに吶喊する人もいないことはないだろうが、実質は上の順番がそのまま推奨攻略順と言えるだろう。
 しかし、そこまでたどりつく過程で、何人かのヒロインにはけっこうアレな運命が待っていたりするわけで。
 不満というほどでもないし多くは語らないが、とりあえず美衣奈がかなりかわいそうです、とは思ったのだった。
 最終ルートの最後で補完されるわけでもないし。
 自ルートではそれなりに幸せだからいいじゃん、という話もあるだろうが、ねえ……

 さておき、それ以外に明確な不満があるとすればこのシステム自体だろう。
 このゲーム、オートセーブ機能がついており特に重要箇所でセーブ、とか意識しなくても常に前回終わったところからプレイが始まるようになっている。
 コンプリートするまではとても便利だった機能なのだが、いざ一旦コンプするとこれが逆に仇となるのだ。
 
 具体的に言うとピンク色のイベントを読む時とか。
 
 ……いや、どういう事かと言えば話は簡単で、このシステムではどのイベントでも、再度読み始めると必ずイベントが切れるところまで読み続けなくてはいけないのだ。
 でないとそのイベントの途中でオートセーブされてしまうから、中断してもメニュー画面に戻れないのである。
 これは正直めんどくさい。
 オートセーブを手動で切れるような設定を用意するだけでも、ユーザビリティはだいぶ違っていたのではないか、と思う。
 後、ミュージックモードも主題歌とエンド曲がショートverすら入っていないのはいただけない。 
 サントラ買ってね、ということではあるのだろうけど。
 まあ、この後ブランドが畳まれてしまったことを考えると今更という感じではあるが。
 そういう意味でもいろいろ惜しい作品だなーと思う。
 しかし、直情系の燃えとか仮面ライダー系の決め台詞、殺陣や見得が好きな人には強く奨められる作品なのは確かだ。
 キザイアさんだけでなく、どのヒロインも敵役もいちいち暑苦しいまでに格好良い。
 その熱さについては@eichi氏などが存分に語っているので、そちらも参照されると良いのではなかろうか。
 2009-06-04 - eichiの日記:(http://d.hatena.ne.jp/d-eichi/20090604
 
 そんな感じで、今回はとりあえず。



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