創作「残念なお話」

スースさんと右近さんのポストから。

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 ***

「――残念。それは私のお稲荷さんだ」
「えええええええ」
 しっとりと味のしみたあぶらげに、程良い甘さと舌の上でほぐれる酢飯。
 普通に売り物に出来るレベルなのに。
 ……こいつが作った稲荷寿司が、こんなに美味いなんて。
 おかしい。何かがおかしい。
 今日、世界が終わるのだろうか――
 
 ――めきり。
 
 ……あれ、世界が反転してるよ?
「さて、今私は君の首を極めて地面に叩き付ける準備が出来た所なのだが」
「いや、僕まだ何も言ってませんよ!?」
 イノベイターかお前は。
「目は口ほどに物を言うと」
「すいませんこんな腐りかけの鯖みたいな目で生きててすいません」
 このままでは僕の世界が大ピンチだ。
 ききゅきゅきゅぎゅううっ。
 あ、頸動脈が。
「締め鯖にすれば食えるかな――」
「ぎぶぎぶ超ぎぶごぶがぶげふっ」
「――ふん」
 どことなくつまらなそうに、口を尖らせて。
 あと数秒で確実に犯罪者になっていたであろう幼馴染みは、僕の首に巻き付けていた腕を解く。
 彼女の髪がふわり、と僕の顔をよぎっていった時、嗅いだ匂いは――
 
 ――シャンプーでも汗の匂いでもなく、酢飯のそれだった。
 
 世界は、残酷である。

 ***

 とりあえず書いてみた。
 気が向いたら続きを――とかいう前に書かないといけないものがたくさんあるのですが気にしない方向で。
 

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