雑記「強くはがないものたち」

 20分文章書き耐久をやってみた。

 元ネタはこちら。(http://d.hatena.ne.jp/nakamurabashi/20090926/1253895012#tb
 とは言え、僕はネタがないと書けない人間なので、今回は書こうと思って放置していたラノベの感想でも書いてみようと思う。

僕は友達が少ない (MF文庫J)
メディアファクトリー
平坂 読

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 精力的に作品を発表し続ける平坂読の「ラノベ部」に続く新シリーズ。
 作者自らが語る通り、基本的にリア充が多かったラノベ部のメンバーに対し、本作における「隣人部」のメンバーはことごとく残念な人間ばかりである。とは言え、客観的に見るとポテンシャル自体は皆高いので、そういう意味では別にリア貧の物語というわけではない。まあ当然ですよね。

 ここまで約5分。

 さて、隣人部というより憐憫部と呼びたいくらいいじらしい願望の集合体である彼らだが、話が進むにつれ少しづつ彼らの関係は主人公を中心とした擬似的な友人関係へとシフトしていく。しかし、一巻終了段階ではあくまで弱い共依存の域を出ていないようでもあり――しかし同時に、「遠慮」が存在しない関係である彼らは、客観視すれば既に友人関係にあるとも言える。
 ただ、彼及び彼女らの関係は主人公を中心とした非常に脆いものだ。彼女らが主人公抜きで個別な関係を築くことに成功した時がすなわち「隣人部」成功の時となるだろうが――はて、しかし彼女らは、彼らはそもそもそれを望むのだろうか?
 このゆるく戯画的な結びつきを、どんでん返しが予想される次巻以降どのように破壊・再構築していくか――それが今後の見所になるだろう。

 ――ここまでで15分。あと5分あるよ!

 個人的にはこの作品、西尾維新の「化物語」以降多く見られるようになった「キャラクターの掛け合いのみで話を作っていく」タイプの作品として非常に好んでいる。似た例としては富士見の「生徒会の一存」シリーズが挙げられよう。本作が同型のラノベと比較して抜きん出ているのはテキストに充溢する「嫌味のない自虐」つまり痛さと切なさと心細さと――

 ――はいはい時間切れ。
 
 続きはついったーでそのうちあるいはまたいつか――という事で、とりあえず。

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